小児歯科|丹波市の歯医者|池田歯科医院

〒669-3461 兵庫県丹波市氷上町市辺98-2
0795-86-7778
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小児歯科

小児歯科|丹波市の歯医者|池田歯科医院

小児歯科について

小児歯科

小児歯科は成長発育期にあるお子さんのむし歯の予防や治療を専門に行う診療科です。歯は生後約6カ月頃に乳歯が生えはじめ、2歳半頃までには約20本の乳歯が並ぶといわれています。そして6歳頃から永久歯への生え変わりが始まり、13~15歳頃には、ほとんどの永久歯が生え揃います。そうしたお子さんの歯の成長を視野に入れ、永久歯に悪い影響を与えないよう治療計画を立てながら診療を進めるのが小児歯科の大きな特徴です。むし歯・歯周病(歯ぐきの炎症)の予防と治療、歯並びやかみ合わせの矯正などを、成長に合わせて継続的に行うとともに、生活習慣や食生活の改善指導も一環としています。
成長過程にあるお子さんの口の中に関して、不安やお悩みがございましたらお気軽にご相談ください。

歯医者が怖いお子さんへの対応

大人でも歯医者は恐いイメージがあります。子どもからするとそれ以上。
恐がっている子どもに対して無理に治療をしてしまうとその恐怖心が大人になっても残り、歯科恐怖症になる恐れがあります。そうなった場合、些細な治療でも静脈内鎮静下や全身麻酔下での治療が必要となってきます。当院では歯医者に慣れるところから始めていきます。
まず歯医者に行くこと、診療チェアに座ること、そして歯磨きの練習といったステップで行っていきます。

小児歯科でよくみられる相談・症状

  • 子どもが歯科を嫌がり、むし歯が悪化しないか心配
  • 近所の歯医者さんに行ったけど、大泣きして診察ができなかった
  • はじめて歯が生えてきたけれど、どうやってケアすればよいかわからない
  • 子どもをむし歯にしたくない
  • むし歯になりやすい
  • 歯が欠けた・抜けた
  • 歯が生えない、ずれたところから生えた
  • 歯並びが悪い
  • 歯の数が少ない気がする

このようなお悩みや症状がありましたらぜひご相談ください。
お子さんの歯の健康は長い目で見ていくことが大切です。ぜひ私たちと一緒にお子さんの歯を守っていきましょう!

小児歯科の主な病気と治療

子どものむし歯

乳歯は永久歯よりも柔らかいため、むし歯になりやすく、痛みなどの自覚症状もほとんどない状態で急速に進行します。歯の溝の奥や歯と歯の間から無症状で進行することもあり、外からではほとんど気づかないこともあります。また、乳歯がむし歯になると、口の中でむし歯菌が増え、新しい永久歯もむし歯になりやすくなります。

むし歯予防

  • 歯みがき指導

    幼少期のうちから歯みがきの習慣をつけることはとても大切です。むし歯になりやすい、汚れが残りやすいという部分がありますので、そのようなところを重点的にみがきましょう。正しい歯みがきの仕方を歯ブラシの持ち方からアドバイスいたします。お母さん向けに、仕上げの仕方などもお伝えします。

  • フッ素塗布(フッ素化物)

    フッ素はむし歯菌から作られる酸の生成を抑制する働きが期待できます。とくに乳歯や生えたての永久歯にむし歯の予防効果が大きいとされています。フッ素塗布によるむし歯予防は、乳歯が生え始める1歳前後から始め、3~4カ月に1回程度、定期的に継続するのが良いでしょう。

  • シーラント

    シーラントはむし歯になるリスクが高い歯の溝を、歯科用プラスチックで塞ぎ、汚れがたまらないように処置する治療です。プラスチックは時間の経過で溶けていき、体内に入っても害はありません。乳歯は形が複雑なため、シーラント処置は効果的です。

  • 定期検診

    当院では、お子さんが自分から行きたくなるような歯科医院をめざしています。スタッフ一同で、お子さんが楽しみながら定期的に治療を受けてもらえるような工夫をしています。
    一般的な歯医者さんで治療がうまくいかなかったというお子さんや、小さなお子さんでもお気軽にいらっしゃってください。

歯肉炎

歯肉炎とは、細菌のかたまりである歯垢が引き起こす歯肉の炎症で、腫れたり、出血しやすくなったりする状態をいいます。
子どもの歯周炎は、歯を支えている歯槽骨の歯周組織には大きな変化はみられません。しかし、放置してしまうと、大人になって歯周病にかかり、歯が抜け落ちてしまう可能性もありますので、きちんと治療しておくことが大切です。
一般的な歯肉炎は痛みを伴いません。そのため自分では気づきにくく、放置してしまうことも多い疾患です。時々お口の様子を見て、「歯間部分の歯肉が赤く丸みをおび、ブヨブヨした感じがないか」「歯みがきや食事などの軽い刺激で、歯肉から出血していないか」などをチェックしてください。健康な歯肉はピンク色で引き締まっています。
歯肉炎と診断されたとしても、正しく歯みがきをして、定期的なクリーニングなどを受け、しっかりケアをすれば多くの場合改善します。